佐藤雄一 
最近、健康が気になり始めた…サプリもいいけど、もっと自然な形で栄養を摂りたいな
50代になると、健康への意識が変わってきます。
手軽なサプリメントも良いけれど、「もっと自然な形で」と考える方も多いのではないでしょうか。
マカは南米アンデスで古くから親しまれてきた植物です。
その根を乾燥・粉末にしたものが「マカパウダー」。
スムージーやヨーグルトに混ぜて日常に取り入れる人も多く、サプリメントとは違った魅力があります。
この記事では、マカパウダーの特徴や使い方、サプリとの違いを、40代後半から60代の方向けに分かりやすく紹介します。
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マカパウダーとは？
古代から続く伝統食材の粉末版
マカは南米ペルーのアンデス山脈で栽培されている植物で、現地では2000年以上前から食べられてきました。
マカパウダーは、このマカの根を収穫後、天日で乾燥させてから粉末状に加工したものです。
つまり、マカそのものを粉にした、とてもシンプルな食品なのです。
現代の健康志向に合った自然食品
現代では健康志向の高まりとともに、自然食品やヘルシードリンクの材料として注目されています。
特に、化学的な加工を最小限に抑えた「ホールフード」（食材を精製・加工せずに、できるだけ自然のまま丸ごと摂取する考え方）を求める人々から支持されています。
粉末という形状のため、料理や飲み物に混ぜやすいのが特徴です。
サプリメントのような錠剤やカプセルとは違い、食材として使える点が魅力といえるでしょう。
マカパウダーの特徴
マカパウダーって、実際どんなものなの？
形状と見た目
マカパウダーは、薄茶色から黄土色をした細かい粉末です。
きな粉のような質感で、さらさらとしています。
マカには黄・赤・黒などの種類がありますが、パウダーになると色の違いはそれほど目立ちません。
独特の風味がある
正直にお伝えすると、マカパウダーには独特の風味があります。
風味の特徴：
- ほんのりとした苦味
- ナッツのような香ばしさ
- 土っぽい香り（人によって感じ方が異なる）
この風味は、人によって好みが分かれるところです。
「慣れれば気にならない」という方もいれば、「ちょっと苦手」という方もいらっしゃいます。
入手方法と価格帯
マカパウダーは以下のような場所で購入できます：
- 通販サイト（Amazon、楽天など）
- 自然食品店
- 一部のドラッグストア
- 健康食品専門店
価格は100gあたり1,000円〜3,000円程度が相場です。 品質や産地によって価格差があります。
マカパウダーの使い方・飲み方
ドリンクに混ぜる基本的な方法
最も一般的な摂取方法は、飲み物に混ぜることです。
おすすめの飲み物：
- 牛乳・豆乳（相性が良い）
- スムージー（他の材料で風味をカバー）
- プロテインシェイク（運動後に最適）
- コーヒー（苦味が気にならない）
シェーカーを使うと溶けやすく、飲みやすくなります。 私も朝のプロテインに小さじ1杯入れることから始めました。
料理に取り入れる応用編
休日の朝食作りで、ちょっと健康的なアレンジを楽しんでいます
簡単な取り入れ方：
- ヨーグルトに振りかける
- グラノーラに混ぜる
- パンケーキやクッキー生地に混ぜて焼く
- スープに少量加える
続けやすくする工夫
マカパウダーを継続的に摂取するコツをご紹介します。
初心者向けのコツ：
- 少量から始める（小さじ1/2程度）
- 風味の強い食材と組み合わせる
- 毎日同じタイミングで摂る
- お気に入りのレシピを見つける
マカパウダーの保存方法と注意点
正しい保存で品質をキープ
マカパウダーは適切に保存すれば、長期間品質を保ちやすくなります。
保存のポイント：
- 密封容器に入れる
- 直射日光を避ける
- 冷暗所で保管
- 湿気を避ける
開封後は、カビや酸化の可能性や、風味が落ちやすくなるため、できるだけ早めに使い切ることが理想です。
具体的な期間は商品の種類や保管環境によりますが、1〜2ヶ月程度を目安に使い切るとよいでしょう。
摂取時の注意点
どんな食品にも言えることですが、適量を守ることが大切です。
一般的な目安量は1日1.5〜5g程度とされていますが、製品によって推奨量が異なります。
まずは商品の表示を確認してご利用ください。
初めての方は少量から複数回に分けて始め、体調を見ながら量を調整するのがおすすめです。
マカパウダーとサプリの違い
パウダーとサプリ、結局どっちがいいんだろう？
形状と摂取方法の違い
比較表：
| 項目 | マカパウダー | マカサプリ |
|---|---|---|
| 形状 | 粉末 | 粒状・カプセル |
| 味 | 風味あり | ほぼ無味 |
| 使い方 | 料理やドリンクに混ぜる | 水と一緒に飲む |
| 持ち運び | 容器がかさばる | 携帯しやすい |
| 習慣化 | 工夫が必要 | 続けやすい |
それぞれのメリット
マカパウダーのメリット：
- アレンジの自由度が高い
- 料理の一部として楽しめる
- 添加物が少ない
マカサプリのメリット：
- 手軽に摂取できる
- いつでもどこでも飲める
- 味を気にせず続けられる
国産マカパウダーという選択肢
市場のマカ製品のほとんどが海外産原料を使用している中、日本で栽培されたマカのパウダーも存在します。
国産マカの特徴として、マカ特有の有効成分「ベンジルグルコシノレート」が海外産よりも多いことが知られています。
マカの栄養成分にこだわる方には、選択肢の一つとなるかもしれません。
まとめ：自分に合った形で取り入れよう
マカパウダーとサプリメント、それぞれに特徴があります。
マカパウダーが向いている人：
- 料理やドリンクに自然に取り入れたい
- 添加物を避けたい
- 味や風味を楽しみたい
サプリメントが向いている人：
- 手軽さや続けやすさを重視
- 外出先でも摂取したい
- 味や風味が苦手
50代の忙しい毎日の中で、どちらが自分のライフスタイルに合うか考えてみてください。
最初はパウダーを試してみて、続けるのが難しければサプリに切り替えるという方法もあります。
大切なのは、無理なく続けられる方法を選ぶことです。
お酒との相性なども考慮しながら、自分に合った形でマカを取り入れてみてはいかがでしょうか。